リードオルガンの響き The sound of Reed Organ

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写真は、我が家にあるアンティークのリードオルガン、1887年製、アメリカのBURDETT社のものです。
このオルガンについては、以前書いたことがありますが、神戸市御影のアンティークショップでボロボロになっていたものを手に入れ、完全に修復していただきました。

リードオルガンは、今では、製作したり修理のできる職人さんも少なくなり貴重品です。
jijimamaさんのブログで、なんと、洗面台に改造されたリードオルガンが東京の喫茶店にあるのを見せていただきましたが、古いオルガンの場合、音の出るリードという笛の部分が残っていないと、修復が難しく、よく、壊れたままレストランのインテリアに使われたりしているのを、見かけます。

しかしリードオルガンは、素晴らしい楽器で、名人が演奏すると、みんな涙ぐむほどです。
私も、関西学院聖歌隊指揮者だった曽山一夫先生のリードオルガンの演奏を聴いて、本当に胸を打たれました。

このオルガンは、曽山先生が、見つけてくださり、リードもそろっているから・・・ということで修復していただいたものです。
よくご覧いただくと、太鼓や、横の方にラッパの彫り物があります。
これは、聖書の言葉からきているものではないかと思います。

    「神は喜び叫ぶ声と共にのぼり、主はラッパの声と共にのぼられた」詩編47-5

    「ほめ歌を高く歌い、太鼓を打ち鳴らし,琴と、竪琴を美しく奏でよ」詩編81-3


リードオルガンは、電気は一切使いません。足踏みペダルで、ふいごに風を送って音を出します。
音の強弱は、スウェルというレバーを膝で、調節したり、ペダルの踏み方で、自由に音をふくらますことができます。
うちのBURDETT ORGANには、左右にスウェルのレバーがついていて、左のレバーを押すと、オクターブ演奏になります。
(一つの指で弾いても、そのオクターブ下の音が同時に鳴る)
また、全面に並んでいるストップというボタンでいろいろな音色を組み合わせて変化させることができます。

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我が家のリードオルガン、もう一台は明治時代のヤマハです。

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これも本当に、壊れてかわいそうな状態だったものですが、修理で、見事によみがえりました。

アンティークのオルガンはとても素晴らしい音色です。

我が家のオルガンの動画の載せ方をまだ知らないので、YOU TUBEで佐藤泰平氏の演奏をお聴きください。



佐藤氏のお弾きになった「女学生」はとても軽やかな動きの速い曲ですが、ゆっくり和音を伸ばす曲などもリードオルガンには、とてもよくあっています。

またぜひうちのオルガンの音もアップしたいので、動画の載せ方どなたか教えてくださいね・・・

リードオルガン(ハルモニウム)の名曲は、作曲家セザール・フランクや、フロア・ペータース、日本では、大中寅二などがたくさん書いています。

教会では、いまでも礼拝にリードオルガンを使っているところがたくさんあります。

どこか懐かしい響きのするリードオルガンの音色を聴くと、心がとても落ち着きます。



★洗面台に改造されたリードオルガンは、jijimamaさんが、ブログ「気ままな日々綴り」の中の(ちょっと私の足跡…)のページに写真を載せていらっしゃいます。こちらをクリックしてください。
http://jijimamaa3.exblog.jp/
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by fiorimusicali | 2012-07-16 00:24 | オルガン Organ  

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