大阪 Osaka
2015年 07月 10日
大阪,なにわと言ったら、やっぱりお好み焼きですよね。
先月6月20日(土)の午後から、一人で大阪に行ってきました。
お好み焼きを食べるためにわざわざ大阪まで・・・というわけではありませんが、やっぱり「本場のは 違う!」
と、納得のお味でした。
本当の目的は、いずみホールで開かれたバッハ・オルガン作品全曲演奏会の第7回[バッハ好みのロ短調」という演奏会を聴くことでした。
このチケットは、お友達が行けなくなったからどうぞ、と下さったもので、演奏者の韓国のオルガニスト オ・チャギョンさんという方は、私も初めて知った方でした。
いずみホールの最寄の駅は、「大阪城公園」なので、きっと大阪城も間近なんでしょうし時間があるからお城にも入ってみられるかなと思っていたのですが、実際駅から降りてお城らしきものを探すと・・・ずっと遠くに小さく見えます。
残念・・・これでは、お城に登ったりするのは、ちょっと無理のようです。
コンサート開始の4時まで、1時間くらい時間がありますが、ひとまず、ホールまで行ってみました。
すると、ホールの門は、まだ閉まっていて入れません。
付近を見渡すと、お隣はホテル・ニューオータニで、そのほかには、ちょっと立ち寄れる喫茶店などもなさそうでした。
それで、ホールが開くまで、ホテルのラウンジで休憩することにしました。
ケーキとお茶で一息ついてから、いざ、いずみホールへ。
この日のプログラムはこれです。
バッハの全曲演奏会と言っても、一人の方が通して毎回お弾きになるのではなくて、違う奏者がリレーでバッハの全曲を弾くというものです。
解説は、このホールの管長さんの磯山雅さんです。
演奏会の最初と途中で、オ・チャギョンさんへのインタビューも含めて、いろいろ楽しいお話がありました。
この日の選曲は、磯山さんがなさったようで、チャギョンさんは、美しい曲がたくさんで、感謝しますとおっしゃっていましたが、自分の好きな曲、得意な曲ばかりを、弾くコンサートでは、ないのだから、大変だな…と
思いました。
磯山さんが今日のプログラムのコラールの中で一番好きな曲は、とお尋ねになるとチャギョンさんは、
「いと尊きイエスよ、我らはここに集いて」の、BWV731ですとおっしゃっていました。
有名な、とても美しい曲で、私も本当に大好きなので納得でした。
どんな曲か、ちょっとYOU TUBE の演奏を聴いてみましょう。
これは、残念ながら、チャギョンさんの演奏ではありませんが、とってもいい曲でしょ?
私も、よく、教会の礼拝の前奏にこの曲を弾きます。
チャギョンさんの演奏は誠実で、とても暖かかったです。
素敵なコンサートを聴いて、大阪のおいしいものをいただいて、短い旅でしたが、楽しかったです。
by fiorimusicali | 2015-07-10 10:09 | 旅 Trip | Comments(0)