辻宏記念オルガン友の会  辻紀子先生追悼演奏会

a0250338_11494154.jpg


                      (辻 紀子 先生  Mrs. Toshiko Tsuji)

お優しい辻紀子先生と、辻宏先生のことを、偲んで、私は12月6日に、白川町民会館グロリアホールで行われた追悼演奏会に、出させていただきました。


a0250338_1271161.jpg



                       (辻 宏先生    Mr. Hiroshi Tsuji )


a0250338_1433977.jpg


(辻宏先生のお作りになったパイプオルガン OP.82)


この日、私が弾いた曲は、ベルナルド・パスクイーニ Bernardo Pasquini  のパストラーレPastorale と、ルイージ・ゲラルデスキ Luigi Gherardeschi の テンポ・デイ・マルツイアTempo di Marcia A.D.1850 という曲です。

2曲ともイタリアの作曲家の作品で、パスクイーニのパストラーレは、田園曲とも訳され、小鳥のさえずりや、かっこうの鳴き声が聞こえ、小川のせせらぎ、羊飼いの姿も想い浮かぶ、美しい曲です。

L.ゲラルデスキは、ピストイアの作曲家です。この白い素敵なパイプオルガンでは、小鳥の声、シンバル、太鼓の音も奏でられるられるように、なっているんです。

テンポ・デイ・マルツイア1850は、明るくさわやかな曲で、オルガン友の会のお友達に手伝っていただいて、シンバルと太鼓の音も入れました。

紀子先生は、前に私がこの曲を、イタリアオルガンアカデミーの演奏会で、弾いたときに、とても喜んでくださいました。

お優しくて、暖かく私たちを今も見守ってくださる辻宏先生、紀子先生に感謝して、辻宏記念オルガン友の会のお一人、お一人が、素晴らしい演奏を、お捧げになられました。


a0250338_153369.jpg



a0250338_15505323.jpg

[PR]

by fiorimusicali | 2016-12-27 11:40 | オルガン Organ | Comments(3)  

Commented by 御礼 at 2017-01-12 17:53 x
亡き父母が生前お世話になりました。
温かいお気持ちに深く感謝いたしております。
Commented by fiorimusicali at 2017-01-13 23:36
辻先生のお嬢様へ

素晴らしい辻先生ご夫妻に、お出会いすることができて、本当に、幸せでした。
御恩を忘れず、これからも、オルガンの勉強に励みたいと思っております。
ご家族の皆様は、優しい大切な方を天国に送られてそのお寂しさ いかばかりかと、お察し申し上げます。
辻先生ご夫妻のお作りになった素晴らしいオルガンやご本、そしてオルガンアカデミーは、いつまでも私たちの中に、生き続けます。本当にありがとうございました。
    Miyuki
Commented by 御礼とお願い at 2017-01-15 01:20 x
ご親切なお返事を誠にありがとうございました。皆様が辻オルガンを美しい音色で奏でて下さり、聴く方の心にそれが響くことが両親には一番嬉しいことだったと思います。深く感謝を申し上げます。
亡き父は教会の為の楽器を制作する際、意識的に「母音の多い日本語で」歌う讃美歌に相応しい音色に仕上げました。日本語の讃美歌の歌声を、美しく力強く支える楽器をめざして制作したからです。亡父自身がそう文章にも書き遺しております。けれども父の没後、修理をするオルガンビルダーがその点を全く考慮せず、理解せずに「北ドイツバロックオルガンの音色はもっと鋭角的だから」と、辻オルガンのオリジナルの発音や風圧、送風システムを改造してしまうという事が起こりました。母は生前それを大変嘆いておりました。楽器のオリジナルの響きは一度破壊されたら永久に元には戻りません。オーストリアでは、教会等公共のオルガンは、完成のその日から、監督官庁の許可なく改造を行う事が法律で固く禁じられていると伺っています。「辻オルガンは辻宏のオリジナル楽器である」という事実の認識を、心ある方々が日本のオルガン関係者に広めて下さる様に祈っております。母も亡くなった今、オリジナルの辻トーンが失われぬ為に皆様のお力添えを賜りたく、心よりお願い申し上げます。

<< 明けましておめでとうございます... アドヴェント ヌーンサーヴィス... >>