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美味しい!Delicious!

フォクルールさんのオルガンリサイタルの後、豊田市コンサートホールの向かいにある名鉄トヨタホテルの「桂林」という中華料理店で夕食をいただきました。
一人でコンサートや練習にホールに来たときは急いで家に帰るのですが、肇さんといっしょのときは、このお店に立ち寄ることが多いです。
とてもおいしいのに、いつも空いているので、ゆっくりお食事を楽しむことができます。
たくさんあるメニューの中から、肇さんの希望で「薬膳コース」を選びました。
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こんなに食べたの?
そりゃあ太るはずだ・・・って!
でも薬膳料理なので身体にいい滋養のあるものがいっぱい。
特に美味しかったのは、写真の4番目、牛スネ肉・ナツメ・蓮根の煮込みでした。
お肉がとろけるように柔らかくてとてもいいお味でした。

豊田駅前には、この名鉄トヨタホテルのほかに、豊田キャッスルホテルもあって、そちらにも美味しいお店が何件かはいっています。
コンサートを楽しんだあとには、ゆっくりお食事を楽しむのも素敵です。
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(Photo:The night view of Toyota city Concert Hall)
写真がうまく撮れませんでしたが、豊田駅前の夜景。明るく光っているところが、コンサートホールです。
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by fiorimusicali | 2012-02-29 07:14 | 生活 Life | Comments(0)  

フォクルールさんのオルガンリサイタルBernard Foccroulle Organ Recital

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2月25日(土)に豊田市コンサートホールで、ベルナール・フォクルールさんのオルガンリサイタルがありました。
前からこの演奏会を楽しみにしていた私は、夫と二人で、聴きに行きました。
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フォクルールさんは、ベルギーのオルガニスト。
歴史的なオルガンでJ.Sバッハやブクステフーデの全オルガン作品の録音をしていらっしゃいます。
膨大な数のバッハとブクステフーデの作品すべてを完璧に弾いて録音する・・・まさに偉業です。
また現代音楽作品の世界初演や、ご自分でもオルガン曲や室内楽、声楽の為の作品等を作曲されているそうです。
プログラムは、ご自身の作品「トッカータ」や、フランスのオルガニスト、マりークレール・アランのお兄様ジャン・アランの有名な「連祷」、ベルギーの現代作曲家のフィリップ・ブースマンスという方がフォクルールさんに捧げた「ファンファーレⅡ」という曲などの現代作品と、ブクステフーデ、グリニー、J.Sバッハの作品でした。

私の大好きなバッハの「いざ来たれ異邦人の救い主よ」と「幻想曲とフーガト短調」はプログラムの一番最後です。

フォクルールさんの演奏は落ち着いていて、堂々として揺るぎがありません。
現代曲では、複雑な不協和音やリズムを少しもにごらずに即興的にお弾きになって未来的な世界を描きだしていらっしゃいました。
「いざ来たれ異邦人の救い主よ」は、ブクステフーデとバッハがアドベント(クリスマス前の期間のこと)のコラール(賛美歌)をさまざまに編曲した作品を聴かせてくださいました。

そして最後の「幻想曲とフーガト短調」は、バッハのオルガン作品の中でも傑作中の傑作、そしてバッハの作品のなかでも演奏上最も難しい曲のひとつとも言われています。
私も12月24日のリサイタルにはこの曲を弾きたいと考えているのです。
フォクルールさんの演奏は壮大で本当に素晴らしかったです。

コンサートの後のサイン会で、フォクルールさんと少しだけお話ができました。

「素晴らしい演奏をありがとうございました。特にバッハのファンタジア(幻想曲)は最高でした。」
「そう、あれは、素晴らしい作品だからね」
「私も、オルガニストなんです。今年のクリスマスイブにはここでリサイタルをする予定です。」
「ああ、あなたもオルガニストなんですね。リサイタルには何を弾くの?」
「バッハのファンタジアとフーガト短調です・・・」
「そう、あなたはスペシャリストですね。豊田がベース(本拠地)なんですか?」
「ええ、ここで勉強しています。」
「この素晴らしいオルガンをエンジョイしてくださいね!」

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フォクルールさんは、この豊田市コンサートホールのオルガンを「日本で一番いいオルガンだ」とおっしゃったそうです。
このオルガンで勉強し、リサイタルを開くことのできる私はとても幸せです。
そして、フォクルールさんのような素敵な方にお会いできて、本当に幸せでした。
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by fiorimusicali | 2012-02-28 14:21 | オルガン Organ | Comments(0)  

復活祭の鐘 Osterglocken

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スイセンの香りは    ヘルマン・ヘッセ

ほろ苦いけれど 優しい
それが土の匂いとまじりあい
なま暖かい真昼の風に乗って
もの静かな客人のように窓から入ってくるときは。

私はよく考えてみた・・・
この香りがこんなに貴重に思われるのは
毎年私の母の庭で
最初に咲く花だったからだと。

  Der Duft der Narzissen   Hermann Hesse

ist herb im Grund und dennoch zart,
wenn er mit Erdgeruch gepaart,
von lauen Mittagswind gefaßt,
durch´s Fenster kommt als stiller Gast.

Ich habe drüber nachgedacht---
das ist´s, was ihn so köstlich macht:
daß er der Erstling jedes Jahr
im Garten meiner Mutter war.

きょうは、とても暖かくて素敵な日でした。
春はそこまで来ていますね。
ヘッセの花の絵と詩を読んでみたくなりました。
甘いスイセンの香り・・・私も大好きです。
水の中に映った自分の姿に恋をした、ギリシア神話のナルシスのお話や、ヘッセの小説「ナルチスとゲルトムント」を思い出します。
ヘッセはお母さまのことを思っていたのですね。

この絵にOsterglocken(復活祭の鐘)と書いてあります。
ドイツではスイセンのことをオスターグロッケンと呼んで、イースターの日の教会の鐘のようだというのですね。
今日これを書いていて初めて知りました。
とても素敵な呼び方ですね。
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by fiorimusicali | 2012-02-24 17:47 | 文学・語学Literature | Comments(2)  

夕ごはん Supper time

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みなさんこんばんは!クーです。
きょうは雨の日だったけど、ちょっと暖かかったですね。
夕方になって、みゆきさんが夕ごはんのしたくを始めました。
今日のごはんは何かな・・・アタシのだいすきなものだといいな・・・
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そおっとのぞいてみよう。
おさかなちゃんがありますように・・・
これは、なにかしら?
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ハムの入ったサラダだわ・・・ちょっとなめちゃおう
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「クーちゃんだめでしょ、おりこうさんになさい」
あ~あ、みゆきさんにしかられちゃった。
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きょうも、おさかなは出てこないんだ、残念!
でもなんだかおいしそうなにおいだわ・・・ふーんビーフシチューっていうの・・・

「クーちゃんのごはんはこっちよ、さあどうぞ」
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ああ、またレトルトのキャットフード?
しょうがないわ、でも、これもけっこうおいしいの。
「いただきまーす」
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by fiorimusicali | 2012-02-23 20:39 | 猫 Cats | Comments(2)  

アタシのお気に入り My Favorite Things

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みなさんこんばんは!クーです。
2012年2月22日。今日は、ニャンニャンニャンの猫の日だったんだって・・・

そういうわりには、ヴァレンタインデーのように、チョコレートがもらえるわけでもなかったし、こどもの日のように、こいのぼりが上がるわけでもなかったし、アタシたち猫にとって他の日とどう違うのか、何がとくべつなのか分からないまま一日が終わろうとしています。

せっかくなんだから近所の猫ちゃん大集合で、魚屋さん貸切パーティとかそんなイヴェントがあってもよかったとおもうわ。
サウンド・オブ・ミュージックに「私のお気に入り」って言う素敵なお歌があったでしょ?
  
  薔薇の花びらのしずく 子猫のひげ
  銅製の光るケトル   暖かいウールのミトン
  ひもで結ばれた     茶色い紙の包み
  それが私の お気に入り

アタシも「アタシのお気に入り」を考えてみました。

  きらきら流れるお水のしずく  かっこいいおひげ
  ぴかぴか光るお魚        暖かいウールの毛布
  ボンボンのついたひも       茶色いかつおぶし
  それがアタシの お気に入り
 
どう素敵なお歌じゃないこと?
  あと好きなものは お海苔のついたおせんべいに・・・それからそれから・・
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みゆきさんは、アタシが大好きな、きらきら光るお魚が嫌いらしいの。
だからめったに、お魚のお料理をしてくれません。
残念ねえ。
みゆきさん もっとお魚食べさせて・・・缶詰やレトルトのキャットフードやポリポリのドライフードじゃあつまらないわ!
アタシには生きのいいマグロやカツオ。肇さんはカレイの煮付けが食べたいって言っているの。

猫の日ぐらいそんな新鮮なお魚が食べられるかと思ったのに、きょうもレトルトだったわ。
ほんとに残念。
お魚やさんちの猫になった夢でも見ておやすみすることにしようっと・・・zzz・・・
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by fiorimusicali | 2012-02-22 22:23 | 猫 Cats | Comments(4)  

Tu aime etudier le français?フランス語勉強するの好き?

NHKのラジオ「毎日フランス語」(講師/清岡智比古・レナ・ジュンタ)はおもしろい。
普通の語学講座のように、おカタくないのです。

きょう2月20日(月)の例文(テキスト抜粋)
 Tu te lèves à quelle heure le week -end?「週末は何時に起きる?」
 Ju me lève vers midi.「お昼ごろ起きまっせ」
 Et tu te couches à quelle heure?「で何時に寝るの?」
 Je me couche vers minuit !「夜12時ごろ寝るんや!」

今日のテーマは代名動詞。英語で言えばhimselfのような再帰代名詞のことなんだって。
フランス語では「寝る」という動詞がなくて、「私は、私自身を寝かせる」という言い方をするらしい。
Juが私は・・で、meが私自身を・・・で、coucherが寝かせる・・というわけか・・・なるほど。

清岡先生とレナさんのやりとりは、漫才コンビのよう。テンポよく流れます。
だいたい語学の勉強というと、ややこしい文法の解説ばかり聞かされてうんざり・・・ということが多いです。
まあ文法が大切ということはよくわかっているけど。
この講座では、ややこしい説明があった後かならず、「ややこしやー、ややこしやー」と狂言?のお囃子が流れます。
ここはややこしいけど、大事ですという合図。
なるべくみんながうんざりしないように、あの手この手で講座を盛り上げます。
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ドイツ語歴は長い私ですが、フランス語はまだ初心者。
ドイツ語とフランス語では、同じ名詞でも男性、女性が違ったり、文法も全然違います。
あんなに国が近いのに、何でこんなに言葉が違うのだろうと不思議になりますが、ドイツ語に比べてフランス語は
短くて可愛い(?)言葉が多いように感じます。

こんな楽しい講座ですが、自習用のExercices(エクゼルシス)練習問題は結構きつい。
私はこれをいつもやらないで飛ばしているので、実力がついていません。
今のところは、楽しくフランス語の片言を覚えて楽しむことにしているのです。
レナさん、清岡先生ごめんなさい。
何しろ、ドイツ語やオルガンで忙しいんです。私。
NHKのラジオ第2放送は、電波事情が悪くて聴きづらかったのですが、パソコンで聴けるようになったので、いつも、「らじる・らじる」を開いて聴いています。
とっても楽しいです。
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by fiorimusicali | 2012-02-20 12:13 | 文学・語学Literature | Comments(0)  

オーストリアのエリザベート皇妃 Empress Elisabeth

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ウィーンのハプスブルグ王朝の宮殿を見学したとき、私の目は、一枚の肖像画の前で釘付けになりました。
「なんて美しい・・・」
オーストリアのエリザベート皇妃(1837-1898)の肖像でした。
オーストリアの人たちは、皇妃のことをシシィと呼んで、今でもとても愛していらっしゃるようで、どこに行ってもその方の写真や、肖像画を見かけました。

日本に帰ってからエリザベート皇妃の伝記を読んだり、どうやってあの美しさを保っていらっしゃったのか、ドイツ語の資料を読んで調べたりしました。
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王宮に吊り輪や、バレーのレッスンバーのようなものがあって、美容体操をしていらしたことは、わかりました。
食事なども、きっとご馳走が山ほどあったにもかかわらず、ほんの少し、コンソメスープや、ミルク、オレンジジュースだけという、ごく少量を口になさるだけだったそうです。
ですから、スタイルは抜群!身長172cmにして50kgを超えないように1日3回体重を量って記録していらっしゃったそうです。
ウエストはなんと46cmですって!

美容法では、牛肉を、顔の上にのせてパックをなさったということが、ドイツ語の資料に書いてありました。
まーさか・・・読み違えでは・・・とお思いになるでしょうが、本当にそう書いてありました。
そうやって、顔の筋肉の衰えるのを防いでいらしたのでしょうか?
当時多くの女性が行っていた美容法だそうです。

才気煥発、スポーツレディで、美しい詩をたくさん残しているエリザベート皇妃。
素晴らしい教養の持ち主だったそうです。
フランツ・ヨーゼフ皇帝に愛されお幸せだったにもかかわらず、窮屈な宮廷生活を嫌い、旅から旅へと出かけた皇妃。
唯一の息子ルドルフ皇太子は愛人とピストル自殺をとげ、皇妃自身は、イタリアのアナキストに胸を指されて、暗殺されてしまう。
なんという悲劇。

記念館には、そのとき皇妃が着ていらっしゃったたドレスが保管されていました。
なんという痛々しさでしょう。
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エリザベート皇妃の遺した悲しく美しい詩(抜粋)です。

  未来の魂へ捧げる

地球の上をただひとり、私はひたすら放浪する
快楽や人生に背を向けたのも、すでに遠い昔のこと
  心を分かち合う道連れは、ひとりも無く
相通ずる魂とも、遂にめぐり逢うことはなかった

この世から、あらゆる喜びから、私は逃れる
今生きている人々は 私からあまりにも遠く
彼らの幸せも苦しみも、ただ不思議なばかり
見知らぬ星を行くように、私はひとり放浪する

思いに満ちて、張り裂けそうな我が魂
もはや瞑想の森に、安んずることもなく
 揺れ動く心を、詩に託して歌い出す。
その声を書き留めて、本の中に埋葬しよう

幾世代も魂の歌は、本の中に身を隠し
人目に触れず、遠い未来を待ち続ける
そしてある日、波乱に満ちた歳月の後
未来の光に照らされて、再び目覚め花開く
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by fiorimusicali | 2012-02-19 23:30 | 旅 Trip | Comments(0)  

トン・コープマンさん Prof.Ton Koopman

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トン・コープマンさんは、私の恩師鈴木雅明先生のチェンバロの先生です。
コープマンさんは、オルガニストとしてもチェンバリストとしても、バロックオーケストラの指揮者としても大変ご高名です。
鈴木先生の授業のとき、コープマンさんのことは、よくお話にのぼりました。
「あのね、コープマンは、僕たちがオルガンの授業をうけていると、そばにやってきて・・・君たちオルガンはこうやって元気に弾くんだよ・・・って言って足を元気に動かして弾いてみせたんだ」

そう、コープマンさんは、私たちがオルガンを習うとき、いつも先生に口をすっぱくして言われる・・・足は静かに動かしなさい、ペダルをばたばた弾いてはいけません・・・という教えとは全然違う、とっても元気のいい足さばきで、演奏するオルガニストなのです。

以前名古屋の芸術文化センターホールで演奏会をなさった後には、批評家が「何もあそこまで、足を踏み鳴らして弾くことはないだろう」というようなことを、新聞に書いていたのを読みました。

でも私はコープマンさんの演奏が大好き。
「トン・コープマンのバロック音楽講義」という著書には、彼が、「あたかもバッハの優秀な弟子の一人のように演奏する」ことを目標にしていると書かれています。自分の演奏後、バッハが肩に手をかけて「悪くないじゃないか」といってくれるような演奏をめざすべきだ、と常に語っていらしたそうです。
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この本を読むと、コープマンさんがどれだけ膨大な知識と努力の上で、あのような個性的な演奏をしていらっしゃるかがよくわかります。
コープマンさんの演奏には、いつも胸のすくような素敵な装飾音がちりばめられているのですが、装飾音に対してもとても深く研究していらっしゃることがわかります。
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コープマンさんは、とても暖かいお人柄で、演奏のあとは、やっぱり元気よくピョコッとご挨拶なさいます。
2008年の秋東京に演奏会を聴きに行ったときも、最後のパッサカリアで聴衆は、感動と興奮で嵐のような拍手を贈っている中、とことこっと歩いて出てこられてピョコッと何度もお辞儀なさった姿が印象に残っています。
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演奏会の後は、サインを求めるファンたちの長い長い列ができました。
でもどなたにも、ニコニコとして、サインしていらっしゃいました。
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もちろん私も、ブクステフーデの新しいCD全集にサインをしていただき、握手をして帰りました。
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by fiorimusicali | 2012-02-18 14:15 | オルガン Organ | Comments(0)  

ドイツ語 German

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ドイツ語の勉強を始めたのは結婚してすぐのころ。
その前に、大学では第二外国語として習いましたから、もう25年以上勉強を続けています。
大学生の頃は、いきなり難しい読本を読まされ、文法を暗記させられたりで、ちんぷんかんぷんだったのですが、結婚してから初めて習ったドイツ人の先生は、最初は「Tee,Kaffee,Milch,Zucker」「お茶、コーヒー、ミルク、お砂糖」といった簡単な日常語を実際に指差して教えてくださることから始めて、文法もご自分で書かれた教科書でわかりやすく教えてくださって、とても楽しかったです。

それから何人かのドイツ人の先生に、月3回のレッスンを受けてきましたが、現在は、先生がドイツにお帰りになったので、友達と一緒にドイツ語の本を読んで勉強しています。
今読んでいるのは、村上春樹さんの「ノルウェイの森」をドイツ語に翻訳した「Naokos Lächeln」。
日本語でも上下2巻の大作ですが、ドイツ語版も400ページ以上あります。
ドイツ語版の題名が「直子の微笑み」となっているのも興味深いです。
それを10ヶ月ほどで読んでしまおうと計画して、毎週10ページずつ読んでいます。
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甘く切ないこの青春小説は、以前日本語で読みましたが、ドイツ語で読むと、細かい描写まで、単語を調べながら丁寧に読んでいくので、日本語で読み飛ばしていたところまで、よく味わって読むことができます。

「ノルウェイの森」は少し大人の小説ですが、今まで、ドイツの少年少女向けの文学も、たくさん読んできました。
代表的なのは、エーリッヒ・ケストナーの作品です。
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子供向けだから、簡単に読めるかなと思うのですが、案外難しい知らない単語がたくさん出てきます。
「エミールと探偵たち」「点子ちゃんとアントン」「二人のロッテ」とどれもとても楽しいお話でした。
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現代のものでは、ミヒャエル・エンデの「モモ」も楽しかったです。
時間をめぐるファンタジーで、何か哲学的な感じもするお話でした。

ドイツ文学といえば、ヘルマン・ヘッセが有名ですね。
ヘッセの「庭仕事の楽しみ」や、「ヤーレスツァイテン」は、絵日記のように、エッセイに彼自身の水彩画が添えられていて、美しい作品です。
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現代ドイツのベストセラー作品、パトリック・ジュースキントの「ゾマーさんのこと」もユーモアたっぷりでそしてすこし悲しい素敵な小説です。
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ドイツ語を長く続けてきたおかげで、ドイツ語圏の方たちと、文通したり、旅行に行っても現地の方と楽しくおしゃべりしたりできるようになり世界が広がりました。
また、一緒に勉強しているお友達も、長い方では、20年以上になり、本当に親しいお友達になりました。
オルガンを勉強する上でも、バッハのコラールなど必ず、ドイツ語の題名がついていますし、カンタータなどのドイツ語の歌詞を理解する上でも、ドイツ語の知識が大変役に立っています。
本当は、ドイツかスイスかオーストリアに住んで、実際に生活して使えばもっと上手に話せるようになると思うのですが、今のところ肇さんの仕事もあり、日本を離れることができないので残念です。

大好きなドイツ語の勉強ですが、オルガンの演奏会が近くなったりすると、ゆっくり机の上で本を広げる時間がなくなります。
オルガンの勉強はパイプオルガンのあるところまで移動する時間が長いので、電車の中で、電子辞書片手にドイツ語の本を読んでいることが多いです。
そんな読書で、長い距離も気にならなくなりました。
昨日は、久しぶりに、お友達と一緒に勉強できました。
教室に行く途中で見かけたお花です。
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by fiorimusicali | 2012-02-17 10:35 | 文学・語学Literature | Comments(2)  

義母の作品 The works of my mother-in-law

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肇さんのお母さま、博子さんの趣味は、絵を描くことです。
学生時代には、特に、絵を描くことが好きでも、得意でもなかったという、お義母さま。
子供たちが巣立ってから、女学校時代の恩師に、日本画や、版画を習いに行くようになられました。
シンビジウムの絵は、私たちが、銀婚式のお祝いに差し上げたお花を描いてくださいました。
この絵が、私は大好きで、うちの音楽室のピアノとオルガンの横の壁に飾っていつも眺めています。
日本画ですが、色使いは、シャガールの絵のような、夢のある楽しい作品で、明るいお義母さまの性格がよく出ているなあといつも思います。

以前は、お友達と共同で、版画でカレンダーを刷って毎月送ってくださいました。
年賀状ももちろん版画です。
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客間に飾っているのは、可愛らしい桜の絵です。
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これはちょっと楽しい干し柿の絵。
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絵や版画だけでなく、木彫りもお得意です。
いつも使っているお盆もお義母さまのお手製です。
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もう直ぐ80歳になられるのに、創作意欲は衰えていらっしゃいません。

私たちがどこかで演奏するときは、遠くても寒くても、必ず聴きに来てくださる、優しくて楽しいお義母さまです。
これからもお元気で素敵な作品を創ってくださいね。
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by fiorimusicali | 2012-02-16 15:36 | 美術     Art | Comments(0)