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モーツァルト Mozart 

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ウィーンに住むお友達の女性オルガニスト、エリザベート・ウルマンさん(Prof.Elisabeth Ullmann)から頂いた絵はがきです。
彼女は、ウィーンから特急電車で3時間ほどの距離にある、ザルツブルグのモーツァルテウム音楽院(Universität Mozarteum Salzburg)のオルガンの教授をなさっています。

ザルツブルグはモーツァルトの故郷です。

このはがきの写真は、モーツァルトの住家に展示されている、アルベルト・ベール製オルガン(1760年頃)ということです。

とってもきれいな可愛いオルガンですね。
小さいころのモーツァルトがこのオルガンを弾いていた姿を想像すると、どんなにかわいらしかったか…楽しいですね!
きっと素敵な音がするんでしょうね…大オルガンとはまた違う、雅やかで、かわいらしい音色なんでしょうか・・・

モーツァルトの肖像画は、ドーリス・シュトックによる銀筆画1789年とあります。

モーツァルトの生まれたのは、1756年1月27日ですから、彼の33歳の頃の絵ですね。
モーツァルトはなんと35歳という若さでこの世を去っているので、この肖像画は、もう亡くなる少し前のものだということがわかります。

ああ かわいそうなモーツァルト、彼が死の床で、「レクイエム」を作曲した姿は映画「アマデウス」でも印象的に描かれていました。






私は、彼の音楽の天国的な美しさ、上品さ、デリケートな優しさや、彼が両親や友人にあてた、愛情あふれる手紙の文章から、モーツァルトはとっても素敵な優しい、そして楽しい人、また思慮深い人だったのではないかと思っています。

1787年の春、彼が31歳の時、おそらくは、父レオポルドの死を予感して書いたと考えられている4月4日の手紙の一節をご紹介しましょう。

「死はしばらく考えますと・・・私たちの生の眞の最終目的でありますから、僕は、この人間の真実で最良の友と数年来、ひじょうに親しくなっています。
そのため、その姿は、僕にとって、ただたんに恐ろしいものでないばかりか、まったく心を安らかにし、慰めてくれるものなのです!」


モーツァルトは天上の安らかさを信じていたのですね。

短い生涯に素晴らしい音楽をたくさん残して、天の国に旅立ったモーツァルト。

さわやかで美しい彼の音楽が、私は大好きです。

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これも、エリザベートさんに頂いたはがきです。

写真上は、モーツァルテウムの美しい大ホールに新しくできた大オルガン、

写真下は、モーツァルテウムの中に残っている「魔笛」を作曲した小屋です。

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by fiorimusicali | 2012-04-20 11:33 | オルガン Organ | Comments(2)  

おもちゃの博物館 Spielzeug-Museum im Buergerspital

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ザルツブルグを旅した時、私たちはビュルガーシュピタール(Buergerspital)という、かつての市民救済院の中にある、おもちゃの博物館を訪ねました。

おもちゃだけでなく古楽器のコレクションもある、とても素敵な博物館でした。
アンティークのお人形は可愛いし、古楽器もとても不思議な形の面白いものばかりだったので、たくさん写真を撮ってきました。
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パン屋さんのドールハウスは、動くお人形で、作業をしている様子を表していました。
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動画で撮ったのですが、データをなくしてしまい残念です。
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これも動くお人形でした。何をしているところかな?
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古楽器も今のとはちょっと違う形のものがたくさんあって、楽しかったです。
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古楽器は、ウィーンにも素晴らしい博物館があって、たくさん見学することができました。

ザルツブルグは、「サウンド・オブ・ミュージック」で、トラップ大佐の子供たちがあやつり人形を動かしてお客様に見せるところが出てきたように、マリオネットの劇場があったり、お人形の文化が豊かなところだと思います。
街角の屋台のお店にも本当に可愛くて素敵なお人形が売られていました。
大好きなザルツブルグ…また行きたいです。
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by fiorimusicali | 2012-04-15 06:19 | 旅 Trip | Comments(0)  

オーストリアのエリザベート皇妃 Empress Elisabeth

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ウィーンのハプスブルグ王朝の宮殿を見学したとき、私の目は、一枚の肖像画の前で釘付けになりました。
「なんて美しい・・・」
オーストリアのエリザベート皇妃(1837-1898)の肖像でした。
オーストリアの人たちは、皇妃のことをシシィと呼んで、今でもとても愛していらっしゃるようで、どこに行ってもその方の写真や、肖像画を見かけました。

日本に帰ってからエリザベート皇妃の伝記を読んだり、どうやってあの美しさを保っていらっしゃったのか、ドイツ語の資料を読んで調べたりしました。
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王宮に吊り輪や、バレーのレッスンバーのようなものがあって、美容体操をしていらしたことは、わかりました。
食事なども、きっとご馳走が山ほどあったにもかかわらず、ほんの少し、コンソメスープや、ミルク、オレンジジュースだけという、ごく少量を口になさるだけだったそうです。
ですから、スタイルは抜群!身長172cmにして50kgを超えないように1日3回体重を量って記録していらっしゃったそうです。
ウエストはなんと46cmですって!

美容法では、牛肉を、顔の上にのせてパックをなさったということが、ドイツ語の資料に書いてありました。
まーさか・・・読み違えでは・・・とお思いになるでしょうが、本当にそう書いてありました。
そうやって、顔の筋肉の衰えるのを防いでいらしたのでしょうか?
当時多くの女性が行っていた美容法だそうです。

才気煥発、スポーツレディで、美しい詩をたくさん残しているエリザベート皇妃。
素晴らしい教養の持ち主だったそうです。
フランツ・ヨーゼフ皇帝に愛されお幸せだったにもかかわらず、窮屈な宮廷生活を嫌い、旅から旅へと出かけた皇妃。
唯一の息子ルドルフ皇太子は愛人とピストル自殺をとげ、皇妃自身は、イタリアのアナキストに胸を指されて、暗殺されてしまう。
なんという悲劇。

記念館には、そのとき皇妃が着ていらっしゃったたドレスが保管されていました。
なんという痛々しさでしょう。
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エリザベート皇妃の遺した悲しく美しい詩(抜粋)です。

  未来の魂へ捧げる

地球の上をただひとり、私はひたすら放浪する
快楽や人生に背を向けたのも、すでに遠い昔のこと
  心を分かち合う道連れは、ひとりも無く
相通ずる魂とも、遂にめぐり逢うことはなかった

この世から、あらゆる喜びから、私は逃れる
今生きている人々は 私からあまりにも遠く
彼らの幸せも苦しみも、ただ不思議なばかり
見知らぬ星を行くように、私はひとり放浪する

思いに満ちて、張り裂けそうな我が魂
もはや瞑想の森に、安んずることもなく
 揺れ動く心を、詩に託して歌い出す。
その声を書き留めて、本の中に埋葬しよう

幾世代も魂の歌は、本の中に身を隠し
人目に触れず、遠い未来を待ち続ける
そしてある日、波乱に満ちた歳月の後
未来の光に照らされて、再び目覚め花開く
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by fiorimusicali | 2012-02-19 23:30 | 旅 Trip | Comments(0)  

ウィーンからの便り Letter from Wien

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昨日、ウィーンに住むお友達のオルガニスト、エリザベート・ウルマンさんからお便りがとどきました。
きれいなカードと、「Organ」という雑誌と彼女の新しいCDも同封されていました。
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雑誌「Organ」にはザルツブルグモーツァルテウム音楽院の隣にある、国際モーツァルテウム財団の大ホールにできた、新しいパイプオルガンのことが特集として記事になっていました。
そして、そのオルガンで録音したエリザベートさんの新しいCDのことも載っています。
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さっそくそのCDを聴いてみました。
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プログラムは、
バッハのコンチェルトa-moll,モーツァルトのファンタジアf-moll,バッハのアリア、メンデルスゾーンの小曲、エンリコ・ボッシのインテルメッツォ、マックスレーガーのソナタd-mollから、ギルマンのソナタA-durから数曲と、相変わらず幅広いレパートリーです。

バッハのアリアは、この間私が瞑想の森のコンサートで弾いた、有名なG線上のアリアです。
エリザベートさんがどんな演奏をしていらっしゃるかとても興味を持って聴きました。
すると、彼女の演奏は、オルガニスティックにアーティキュレーションを効かせた、ちょっと元気のいい演奏で驚いてしまいました。
私は、原曲の弦楽合奏の雰囲気を出す為、レガートで静かな表現をしていました。

同じ曲を弾いてもこんなに解釈が違うんだ・・・
とても面白いです。
いつも彼女の演奏はエレガントで完璧なので、感心してしまいますが、今回のCDは、大ホールのオルガンのスケールの大きさを感じさせる迫力のある演奏でした。

雑誌「Organ」には、細かい字でいろいろオルガンの情報がいっぱい書いてあります。
辞書を片手に、ゆっくり楽しんで読ませていただこうと思っています。
エリザベートさん、素敵なプレゼントをどうもありがとうございました。
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by fiorimusicali | 2012-02-14 12:14 | オルガン Organ | Comments(0)  

ウィーン Wien

住みやすい街ランキングの世界第1位が、音楽の都ウィーンだということを、ご存知ですか?
私も肇さんが定年になって、日本を離れることができるようになったら、ウィーンに住んでみたいと思っています。
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なんと言っても、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスその他多くの偉大な作曲家たちが、暮らし、次々に素晴らしい音楽を発表していった街です。
楽聖たちの住んでいた家や、銅像がまちのそこここにあります。
これは、モーツァルト像。
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これは、ブラームス像。
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ベートーヴェンが遺書を書いたハイリゲンシュタットの家。
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ベートーヴェンの散歩道を歩きました。
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ヨハン・シュトラウス像。
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ライトアップされたウィーン学友協会ホール。
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ここでウィーン少年合唱団の歌声を聴くことができました。
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ウィーンのシンボル、シュテファン教会。かつてプラニアフスキーさんがこの教会のオルガニストをしていらっしゃいました。
モーツァルトの葬儀が行われたことでも知られています。
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街角には馬車が・・・
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ちょっと入った道も楽しい。これはアンナガッセ。
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この音楽の街で、たくさんのコンサートを聴いたり、オルガンやピアノの勉強をするのが、私の夢です。
お友達のエリザベート・ウルマンさんやヨハネス君もウィーンに住んでいらっしゃるし、ここに住めたらどんなに楽しいでしょう!
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by fiorimusicali | 2012-02-09 09:29 | 旅 Trip | Comments(0)  

モーツァルトのオルガン Morzart’s organ

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(photo:The Mozart’s organ at St. Petersstiftskirche)
2008年秋にオーストリアを旅したとき、ザルツブルグで、モーツァルトが弾いていたというパイプオルガンを、弾かせていただきました。

モーツァルトは、ザルツブルグの宮廷や、大司教に仕えたのですが、彼がオルガニストをしていた大聖堂や、ザンクトペーター教会に、旅行に行く前に、日本からメールでオルガンを弾かせていただけるかどうか、お願いしてみたのです。
結果は、残念ながらご希望に添えないというお返事が返ってきて、がっかりしていました。

ところが実際にザンクトペーター教会を訪れて、素晴らしく美しいその聖堂の中にたたずんでいると、だれかが弾くパイプオルガンの音が聴こえてきました。
曲はバッハの小プレリュードとフーガ。私も練習したことのある、それもオルガンを始めて直ぐのころに弾いた曲です。
しばらくそのオルガンの音楽を聴いた後、教会の外に出ました。するとそこに一人の神父様が通りかかられました。
随分お歳を召した方でした。思い切ってお声をかけてみました。
「私は日本から来ました。日本の教会でオルガニストをしているものです。この教会のオルガンを弾かせていただきたいのですが・・・」
とお話してみると、
「ああ、モーツァルトのオルガンをですか?」
とおっしゃって、「いいでしょう、どのくらいの時間弾きたいのですか?」と聞かれました。
「短い時間で結構です。でも今楽譜を持っていないのでホテルまで取りに帰りたいのです。12時には戻ってこられると思います。」
と申し上げました。
神父様は、「いいですよ。それでは12時に聖堂の中であなたを待っています。」
と言ってくださいました。

それから夫と私は走ってホテルまで戻り、楽譜を持って教会を再び訪れました。
走ったけれども10分も遅刻です。思ったより距離がありました。
でも神父様は待っていてくださいました。
よかったー。「すみません。お待たせして」

「さあどうぞ、オルガンは開いてますよ」
と階上に続く扉の鍵を渡してくださったのでした。

写真(上)は、そのとき弾かせていただいた、ザンクトペーター教会のモーツァルトのオルガンです。

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写真(下)はモーツァルトが洗礼を受け、オルガニストをしていたザルツブルグ大聖堂です。
オルガンは4台もありました!モーツァルトと同じくザルツブルグ生まれの指揮者カラヤンの葬儀も、ここで執り行われたそうです。
(photo:der Salzburger Dom)
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by fiorimusicali | 2012-01-18 17:21 | オルガン Organ | Comments(2)  

ウィーンのお友達 My friend in Wien

 
ザルツブルグに行ったとき、素敵な女性オルガニストとお友達になりました。
エリザベート・ウルマンさん。ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院のオルガンの教授をなさっています。
ザルツブルグのミュルン教会での彼女のコンサートの前日、リハーサルをしていた彼女とお話をしたのが、始まりです。
素晴らしいコンサートのあとアドレスを交換してから、ずっとメールや文通を続けています。
彼女の一人息子のヨハネス君は、お医者さま。
名古屋大学に短期留学をしていたとき、うちにも遊びに来てくださいました。
ヨハネス君も素晴らしいオルガニストで、エリザベートさんは、ヨハネス君とご一緒に弾いていらっしゃるCDを、クリスマスカードとともにお送りくださいました。
エリザベートさんは、バッハ国際コンクール1位など、輝かしい経歴をお持ちの、オーストリア ファーストオルガンレディです。
やさしくて暖かい、彼女のお手紙を読むのが、私の一番の楽しみです。
  エリザベートさんのホームページです。ぜひご覧になってください。

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(Photo: My friend prof.Elisabeth Ullmann and me) 
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by fiorimusicali | 2012-01-07 16:08 | オルガン Organ | Comments(4)