オルガンシューズ Organ shoes
2012年 08月 19日
オルガンを習い始めると、先生から、オルガンシューズを買うように、言われます。
ふつう、日本でオルガンシューズと言われて、みんながよく履いているのは、ヨシノヤのオルガンシューズ・・・
上の写真は、私が、長年履きつぶしたもの…汚くてごめんなさい。
皮底、ひも靴で、少しヒールがあります。
この靴を袋に入れて、オルガンの練習に行くときや、本番は、いつもバッグに入れて持ち運びしています。
結構重さもあるし、かさばる…楽譜もあるから、いつもボストンバッグを持つことになっちゃう。
それで、もう少し、コンパクトで、しかもオルガンのペダルが弾きやすいものを、捜すことになります。
これは、ポケッタブルの室内履き…軽いし、とても小さくなってケースの中に収納できます。
ペダルが非常に軽いオルガンで、つま先だけを使うバロックの曲などを弾くときは、この室内履きは、雑音がせず、静かに柔らかいタッチで弾くことができます。
チャコットで売っているバレエシューズも、同じく弾きやすいです。
オルガンシューズ…外国にもあるのかしらと、イタリアにいる日本人のオルガニストの方に聞いたところ、靴の国イタリアでは、オルガンシューズという特別なものは、ないそうで、みんな自分の好きな靴を履いているということでした。
確かに、向こうでは、外を歩いていた靴をはきかえず、みんなそのままオルガンを弾いていたような気がします。
アメリカから、女性オルガニストのキャロル・テリー先生がいらっしゃった時、私のヨシノヤのオルガンシューズをご覧になって、「とっても、弾きやすそうだわ、どこに売っているか教えてちょうだい」とおっしゃっていました。
弾きやすい自分の足に合ったオルガンシューズを持つことは、オルガニストにとってとても重要なポイントなのです。
CDのご紹介です。
by fiorimusicali | 2012-08-19 12:21 | オルガン Organ | Comments(4)
そのため、たいてい女性オルガニストも、パンツスタイルにオルガンシューズということが多いです。
もちろん、プログラムによっては、手だけで、弾ける曲ばっかりということもあるので、そういう場合は、ドレスアップできます。
ヨシノヤのオルガンシューズ、私のは、長年履きつぶし、いつもカバンに入れて持ち運びしているので、形が崩れていますがもとは結構可愛い形です。ヨシノヤにオーダーするのは、素敵な考えですね。演奏がしやすいもの・・という制約があるのでなかなか難しいですが、素敵なオリジナルシューズができればうれしいですもの。
私が最近捜していたのは、、持ち運びに便利なシューズ…いつも靴を持ち歩くのってなかなか大変なんです。
折りたためるシューズは、その点ずいぶん楽になりそうです。
リサイタルの服装も、パンツスタイルで、素敵なもの…となるとなかなか探しても見つかりません。悩むところです。
Miyuki
香りさんは、ヨシノヤのシューズが一番ですか?
私も、あれは、一番慣れ親しんでいるので、安心感がありますが、持ち運びが大変なので、…アカデミーの辻オルガンは、ピンクの室内履きで弾こうかな…と思っています。
お友達は、チャコットのバレエ用シューズがいいなんて言ってますよ。
いろいろ研究しましょう。
Miyuki