旅のアルバムから ピストイア2 Pistoia2
2014年 10月 01日
前回、お話しした、ピネスキー教授が司祭を務めていらっしゃるピストイアのスピリト・サント教会のオルガンです。
壁の両側に新旧2台のパイプオルガンがあり、古い方のオルガンは、故辻宏氏が修復なさったものです。
今回私がコンサートをした時には、ピネスキー先生は、日本にいらっしゃったので、聴いていただけず、残念でしたし、また、先生がピストイアにお戻りになって、こちらで、コンサートをなさった日には、私はサン・マルチェッロという山の中で、マスタークラスに参加していて、コンサートに伺えず、本当に残念でした。
お会いできたのも、わずかな時でしたが、いつも暖かく教えてくださる先生の元を、お尋ねできてうれしかったです。
(ピネスキー先生と、教会の前で)
にぎやかなピストイアの街、レストランやバール、ブティックなど、数えきれないほどのお店が軒をつらねています。
街の中心には、毎朝、新鮮なお野菜や果物の市が立ち、また、水曜日と土曜日には、お洋服や靴、日用品の市も建ち、本当にたくさんのテントにいっぱいの品物が並んで、もう、買えないものは、ない…と思えるほどでした。
レストランや、バールの前には、必ず、テーブルとイスが、置かれ、日中も、また、夜遅くまで、人々は、グラスを傾け、おいしそうなお料理を前に語り合っています。
お店も夜中の12時過ぎても、ちゃんとサーヴィスしてくれるし、みんな心から人生を楽しんでいるようでした。
そしてイタリアの人たちはとってもおしゃれなので、若い人たちの間では、食事中ダイエットの話題も出たり、ずいぶん気を付けている人も多いようでした。
日本に帰ると、特に名古屋は、夜も早くお店が閉まるし、屋外でお食事できるところも少なくて、少し寂しい気がします。
人生を謳歌しているイタリアの人たちを日本の人ももう少し、見習うといいのにね!
by fiorimusicali | 2014-10-01 00:40 | 旅 Trip | Comments(0)