旅のアルバムから ボローニヤ Bologna
2014年 10月 03日
ボローニアと言えば、街中に張り巡らされた、長いアーケード(ポルティコ)と、ヨーロッパ最古の大学と言われる、ボローニア大学が有名です。
今回最初のオルガンのマスタークラスは、9月8日、9日に、ボローニアのサンペトロニオ大聖堂で、Liuwe Tammingaタミンガ先生によって開かれました。
とても大きな聖堂の左右に,大オルガンが2台備え付けられています。
授業は、その2台を交互に使って行われました。
とっても古いオルガン…弾くのが難しいかな…と心配でしたが、課題の古いイタリアの曲には、ぴったりの楽器で素晴らしい音色でした。
Tamminga先生は、15世紀16世紀のイタリア音楽がご専門で、その時代のものなら、なんでも、さっと弾いて見本を見せてくださり、とても楽しかったです。
9日の午前中には、イタリアのオルガンの巨匠タリアヴィーニ氏の楽器コレクションが集められた楽器博物館を、見せていただき、その美しい楽器の数々を、Tammiiga先生が全部試奏して聴かせてくださいました。
また、その夜には、チェンバロのクラス担当のAlfonso Fedi先生とDuoコンサートを開かれました。
姿の美しい楽器から、本当に雅やかな音が聞こえてくるので、私は、すっかりチェンバロの虜になってしまいました。
前から欲しいとは思っていましたが、今回のタリアヴィーニコレクションを見せていただいたことにより、その思いはますます強くなりました。
ボローニアと言えば、美食の街として知られていて、日本でも,ボロニアソーセージや、ボロネーぜソースなど有名です。
お昼休みに食べた、大聖堂の隣のレストランのパスタ…やっぱりボロネーぜソースがかかっていました。
パスタは日本より固め、アルデンテ・・と言うけれど、それ以上に固いのでお味はとてもいいのだけど、ちょっと消化が悪そうでした。(笑)
デザートはカラメルソースのかかったパンナコッタ・・・イタリアでは定番のデザートです。こちらは、柔らかくなめらかで、とってもおいしかったです。
by fiorimusicali | 2014-10-03 22:22 | 旅 Trip | Comments(0)