今日は、鵜沼から電車で1時間のところにある、美濃白川まで、オルガンの練習に行ってきました。
白川イタリアオルガンアカデミーの準備をするためです。
白川まで行くのは、景色がいいし、JR岐阜高山線に乗るので、ちょっとした旅行気分です。
列車は、お盆休みがはじまったせいか、とてもすいていました。
飛騨川に沿って、電車は走るので、車窓からは、水の青、山の緑、空の青が見えて美しいです。
オルガンのある白川町民会館は、白川口の駅から歩いて10分ほど。
その道からの景色がまたすばらしいです。


町民会館には、小さいピストイアホールと大きいグロリアホールがあり、そのいずれにも、パイプオルガンが設置されています。

(オルガンの写真は2013年のアカデミーの時に撮影したものです。)
今日は、私一人の個人練習です。
お盆で、ほかに練習にいらっしゃる方がいなかったので、一日練習しました。
ただし、グロリアホールは、冷房をいれてもらえません・・・
暑さに弱い私は、熱中症にならないように、水分補給に気を使いましたが、それでも、手元の温度計を見ると、28・5度ぐらいでしたので、助かりました。
今年のアカデミーの課題曲です。
フレスコヴァルデイ、ロッシなどのかなり難解なイタリア古典、ゲラルデスキなどの明るく楽しく華やかな作品、そしてバッハの作品と、課題曲は多岐にわたっています。
毎年準備が大変ですが、ピネスキ―教授からは、賞をいただいた後、なかなか後が続かないことが多いけれど、賞をもらっても、勉強は続けなくてはいけない・・・とのお言葉をいただいているので、今年も、何とか頑張ってたくさんの曲を準備しました。
アカデミーは来週の水曜日19日から、26日までの予定で開かれます。
全国から集まるオルガニストの方たち、そしてイタリアからいらっしゃるピネスキー先生ヴァンヌッキ先生、そして東京からいらっしゃる金澤正剛先生、故辻宏先生の奥様紀子夫人にまたお会いできるのを、今から楽しみにしています。
白川でお会いしましょう!
コンサートのお知らせ
8月19日(水)夜7時より、白川町町民会館グロリアホールで、アンドレア・ヴァンヌッキ先生のオルガンリサイタルが開かれます。
また、8月26日(水)お昼1時より、同じくグロリアホールで、アカデミー受講生による、オルガンコンサートが開かれます。
いずれも、入場無料で、どなたでも、聴いていただけます。ぜひ、おでかけくださいませ。